2011年度を終えて
理事長予定者として走りだしたのが2010年の5月、早いものであれから600日が経過し、なんとか無事に理事長としての担いを終えることができました。振り返れば2000年から現在までの当地・津久井を取り巻く環境は、まさに激動の10年間であったと言っても過言ではないかと思います。市町村合併に端を発した津久井郡4町の将来像、一時は相模原市との恒久的な飛び地合併が現実味を帯びるなど、国・市町・そして住民の思いが交錯するなか、様々な紆余曲折を経て現在の政令指定都市相模原市に至るわけであります。
まちづくり団体である我々青年会議所として、常に行政・市民にとってのオピニオンリーダーであり続けることを目指すなか、そんな合併問題で揺れ動くこの地において、礎を築いてくださった先輩方はもちろん、我々現役メンバーもJC活動を続けてきたところでありますが、時として「我が故郷の町が消える」「地域の宝、誇りが失われるのではないか・・・」そんな不安にも似た動揺が組織にも伝播し、本来腰を据えて行うべきJC活動に、少なからず影響を及ぼしたことは否めなかった気がします。
そんな変革の時代を経て、津久井JCが今後どのような羅針盤を携えるべきか・・・政令市・相模原市での立ち位置、また緑区において行うべき活動とはなにか、いったものをはじめ、JCの存在意義までに及んだ議論も、設立以来長きにわたり脈々と続いてきた伝統、創設時の思い、果ては「井戸を掘った人への恩を忘れない」という先輩たちへの敬意と感謝も新たにし、津久井JCのメンバーが真摯に地域と組織の未来を考えた結果「まだまだ地域社会に必要とされるJC活動があるはず!」という結論を見出し、2010年田端一洋理事長による「公益法人への移行決議」に代表される将来への指針、新たな活動につなげるに至りました。
メンバー各人が携える地域への思い、組織への思いを結実すべく、今年度は「星となり、虹となろう」をスローガンとし、メンバーが一丸となって一年間活動をさせて頂きました。おかげさまで新たに活動をともにする新入会員も7名迎えることが叶い、34名のメンバー個々がそれぞれの立場で地域社会、家庭、そして職場へ星のような活動と、人と人のつながりを虹のごとく発信できた一年であったものと確信している次第であります。まだまだ来年も被災地への復興支援はもちろん、日本全体が多くの課題を抱えた年になることに間違いはありません。我々津久井JCとしても、まずは地域・家庭・会社から元気にできるような、メンバーのマンパワーが結集した公益法人としてふさわしい組織運営を目指し、次世代につなげるべく活動を続けてまいる所存であります。
私は「JCの魅力とはなにか?」という問いがあれば、よどみなく迷わずに「仲間作り」と答えてきました。入会以来様々な活動を通じて津久井JC内にはもちろん、神奈川県内に親友と呼べる多くの仲間に恵まれ、今年は公私共に特にそんな多くの友情に支えられた年でもありました。今年度はあらゆる場面で力不足の理事長を支えてくれた理事会構成メンバーをはじめとするメンバー一同様、いつも温かく見守ってくださった先輩諸兄様、そして神奈川県内・関東地区内JCの同志の皆さま、緑区役所をはじめとする行政関係者の方々、その他関係各位様。また忘れてはならない、自分の行動に理解を示してくれた会社、家族に心から感謝の念で一杯であります。
末筆になりますが、来年度には創立30周年を紡ぐ、吉野裕之理事長率いる津久井JCの活動に対して益々のご理解、ご協力を賜りますことを伏してお願いしまして、今年度理事長としてのブログを閉じさせて頂きます。
一年間本当にありがとうございました。
公益社団法人津久井青年会議所 第30代理事長 杉崎 文俊












